犬の発情期の対処法について

メスは生後10ヶ月くらいまでに最初の発情(生理)がやってきます。その後、6ヶ月周期で年に2回の発情を繰り返すのですが、この生理が発情のサイン。一般的これをに「ヒート」ともいいます。オス犬に盛りがついたなどともいいますが、厳密にはオス犬に発情期があるわけではなく、 メスの「ヒート」による発情期に反応して、オスが発情するのです。

ヒート中のお散歩をするかしないかについては、賛否両論です。 もちろん、散歩などで出会うオス犬のことを考えたら、できればお散歩は控えた方がいいと思われます。ただ、そうとわかっていながらも、 自分の犬に散歩をさせてあげたいと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。

犬の習性を十分に理解して、その上でヒート中のメスを散歩に連れ出すというなら、トラブルにつながりにくいかもしれません。しかし飼い主さんの中には、ヒートや発情に関しての認識が低い人が少なくないのが現状です。 普段のお散歩以上に気を遣うべき時期なのに、発情に対してなんの認識もないのですから、これでは、トラブルを自ら引き寄せるようなものです。

もし、ヒート中のメス犬を散歩に連れ出すのなら、オスと会わないような工夫が必要です。ヒート中のメスは、想像以上に匂いを発しています。出会ったオスは興奮して当たり前、なかには手におえないほど激しいオス犬もいますので、望まない妊娠を避けるためにも、自らオスを引き寄せているという認識が必要です。

また、オスの立場に立ってみると、これほど残酷なことはありません。なぜなら、どんなにメスに近づいても、その本能を満たすことができないからです。オス犬にしたら拷問に近いといっても過言ではありません。あまりに耐え難いことです。人間のような理性が犬にあるわけではなく、子孫を残すための本能が働いているだけなのです。発情期のメスがいても手も足も出せず、なにもできないオス犬にとっては、可哀想なことなのです。

しかしそういったことを理解せずに、オスがいる中に平気でメス犬を 連れてくる飼い主さんがいるのですね。もちろん、オスも去勢することで、その本能をある程度抑えることができるでしょう。ただ去勢手術をしたとしても、まだ反応してしまう犬もいるようなので、完全ではありません。

そう考えると、やはりヒートしているメスの飼い主さんが、オス犬にできるだけ出会わないように、散歩の時間帯をずらす、自宅の庭で運動させる程度にする、といった工夫をすることで、トラブルを未然に防ぐことができるではと考えます。また繁殖させる気がないのであれば、早い段階での避妊手術を考えてみるのもひとつです。

オス犬も繁殖させない限り、 その本能を満たしてあげられないという認識を、飼い主さんがしっかり持つことが大事です。またヒート中のメスに対する反応が激しいようであれば、去勢手術をすることを選択肢にいれてみるのもいいかもしれませんね。

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