犬を散歩させていい人、ダメな人|犬@散歩マナー

あなたは犬を散歩させていい人?ダメな人?

犬と散歩する女の子

「犬を制御できる人が、お散歩をさせる」ことも、大事なマナーのひとつということをご存知でしょうか?

 

犬に散歩コースを決めさせるなど、犬の好きなようにさせている飼い主さんが多い現状を見ると、これは意外と知られていないマナーかもしれません。

 

お散歩の間じゅう、犬に主導権を握られっぱなしという状況ほど危険なものはありません。犬は自分がリーダーと勘違いしていることが多く、肝心なときには人の言うことなど聞きません。なにかのときに十分な対処ができない可能性が大きいのです。

 

ひどい場合には、周りの人をもトラブルに巻き込む危険性がありますので、こういった飼い主さんを見かけたら、できるだけ近づかない、などの注意が必要です。

 

おとなしいから大丈夫!・・・は本当に大丈夫?

あなたはお子さんに、犬のリードを預けて散歩をさせてはいませんか?
「うちの犬は小さいし、おとなしいから、子供にリードを持たせても大丈夫」、という方もいるでしょう。でも本当にそうでしょうか?

 

体が小さくて力の弱い犬でも、何かに驚いて慌てて逃げようとするときの力は想像以上のものです。
子供では対応しきれず、リードに引きずられて転倒したり、リードを放して、犬が逃げ出す可能性もあります。犬にも子供にも危険が生じるのです。

 

たとえ小さな犬だとしても、犬を制御できないという状況は避けなくてはなりません。

 

犬の好きなようにさせている状況が危険です

犬に好きなように歩かせている・・・といった犬主導の状況もよくないです。(+_+)
犬のあとをついて歩いていると、目の前の危険に気づくのが遅れてしまうからです。

 

例えば、過去の事例として、曲がり角で、急に犬に現れたことに驚いて、お年寄りが転倒してケガをした、という事故があります。もし、犬より人が先に歩いていれば、このお年寄りは犬に驚かずにすんだはずです。また、曲がり角で犬同士が鉢合わせした際も、ケンカに発展する可能性が否定できません。^^;

 

大切なのは、常に飼い主さんが主導権を握り、危険を予測して、とっさの時に犬を制御できることです。
これは、何も犬が暴れたときだけの話ではありません。犬に危険が及びそうなとき、犬をサッと呼び寄せることで、犬の安全を確保することができるのです。

 

犬を散歩させてるのは、犬を制御できる人!

上記以外にも、お散歩の時にはいろいろな危険が待ち構えています。
地域住民の方や通行人、ほかの飼い主さんに迷惑をかけないためにも、犬を制御できる人がお散歩をさせるべきなのです。

 

犬の行動をコントロールするためには、普段からの犬のしつけが大切です。
おやつを持っているときだけ、犬が言うことを聞く、というのでは、まったく意味がありません。(+_+)
とっさの時にこそ、犬が飼い主の命令に従えるような主従関係を築いていくことが大切なのです。

 

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