犬をきちんと制御できる人がお散歩をさせるというのも、大事なマナーです。散歩のとき、犬にリードを引っ張られ、主導権を握られている飼い主さんが多い現状をみると、これは意外と知られていないことかもしれません。
■あなたはお子さんに、犬のリードを預けて散歩をさせていませんか?
■飼い主さんではなく、犬が散歩のルートを決めてはいませんか?
大きな犬に限らず、小さな犬でも、犬を制御できない状況は避けなくてはなりません。 まず大切なのは、常に飼い主さんが主導権を握るということです。 そうでなくてはとっさの時、犬を制御することができません。 これは何も犬が暴れたときだけの話ではありません。普段、犬の言うなりになっているようでは、制御していることにならないのです。
うちの犬は、おとなしいから子供にまかせても大丈夫、という人も いるでしょう。でも本当に大丈夫でしょうか? 小さくて力の弱い犬だったとしても、何かに驚いてとっさに逃げようと するときの力は想像以上のものです。子供では対応しきれず、 転倒してリードを放してしまい、犬が逃げ出す可能性もあります。 このように、犬にも子供にも危険が生じるのです。
また、犬の散歩なんだから好きな道を行かせている、というのも よくありません。完全に犬に主導権がわたってしまっています。 また、制御しきれずに犬のあとをついていっているようでは、 曲がり角で車や人、犬などと急に鉢合わせになってもすぐ対応できません。鉢合わせになった相手を驚かせ、迷惑をかけてしまうことは容易に想像できます。
このようなお散歩時の危険性を考えて、お散歩はきちんとその犬を 制御できる人がすべきなのです。 そして、そのためには普段からの犬のしつけが 非常に重要となってきます。おやつをくれる時だけ犬が言うことを聞いても 何も意味がありません。とっさの時にこそ、犬が飼い主の命令に従う、そういった主従関係が築くことが大切です。