犬をしつけるというと、「おすわり」「まて」などのコマンドを覚えさせることだと 考えていませんか?「芸達者な犬=しつけのできた犬」と考えている方も少なくないようですが、本質的なところがズレています。コマンドを覚えさせることがしつけではないのですね。
どういうことかというと、 犬との主従関係を築くこと、喜んで飼い主さんに従う服従心を育むことで、人間社会のルールを守ることのできる犬に育てることが、本来のしつけなのです。
あなたは犬との主従関係がうまく築けていますか?
■家では言うことを聞くのに、外に出た途端に興奮して言うことを聞かない
■オヤツがないと、言うことを聞かない
■自分が先とばかりに、犬がリードを引っ張って散歩をする
こういった状態では、犬との主従関係は築けていないといえます。
犬との主従関係をしっかり築き、飼い主への服従心を大きく育てることができれば、たとえ「おすわり」「まて」ができない犬であっても、人間社会に適応した落ち着いた犬になります。こういったベースがあれば、「まて」「こい」いったコマンドも、簡単に教えることが可能なんですね。
でも周りを見ると、人に迷惑をかけてしまいそうな犬ばかりではないでしょうか?
■嬉しさあまって、人に飛びついてしまう犬
■狩猟本能まる出しで、走る車や人を見て追いかけようとする犬
■すれ違う犬に対して、吠えて威嚇をする犬
■あそんでいる子供が持ったボールやオモチャを欲しがり要求吠えする犬
こういった犬になってしまうのは、飼い主さんが「おすわり」や「まて」などのコマンドを教えるだけで、犬と人との主従関係を確立してこなかったり、犬の本能のひとつである服従心を育てることを怠った結果といえます。
また、「本能だから仕方ない」「人が好きだから遊ばせている」といった、犬を中心にした考えの飼い主さんもいるかもしれません。飼い主さんがしつけの本質を理解しない限り、どんなにしつけをしようとしても、見た目だけの(芸をするだけの)全く意味のないしつけでしかありません。飼い主さんの言うことではなく、オヤツの言うことしかきかない犬では、 肝心なときにまったく制御がきかず、人に迷惑をかけることも大いに考えられます。
自分の家では、犬との主従関係がぜんぜん築けていないな、もっと服従心を引き出せれば犬との暮らしももっと快適になるかも!そんなふうに考える飼い主さんが増えることを願っています。
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